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ロボット文化祭報告

sato4です。

11/27に秋葉原で開催された『アキバ・ロボット文化祭2005』にて行いました

セミナーについて簡単に内容を報告します。

「超合金誕生秘話」がテーマでしたので(これは主催者側からのご要望)、

当然、アクエリオンのデザイニングの話も絡めて話をしてきました。

話の順序としては

Ⅰ.構造  Ⅱ.デザイン  Ⅲ.カラーリング という流れで

アクエリオンのデザイニングの苦労話をした後、

 Ⅳ.超合金化  Ⅴ.強攻型 という流れで超合金化の苦労話を

・・・って苦労話ばっかりかよ!

ってな感じのセミナーでした。セミナーというよりトークショーに近かったかも。

 

Ⅰ.構造

3機での完全変形・完全合体を成立させるための河森監督のご苦労話が

メイン。実物のレゴ試作も持ち込みました。

Ⅱ.デザイン

超合金化を見据えたうえでリデザインをお願いしたソーラーとマーズの頭部や

マーズの足(当初は3つ分かれではなく、2つ分かれでした)などの話。

特にご苦労された河森監督のマーズ頭部デザイン案(すげえ沢山!)は

本邦初公開でした。

Ⅲ.カラーリング

こちらも3形態の変化を明確にするための苦労話。沢山のカラーリング案を

考えたのですが、1箇所変更すると全ての形態に干渉してしまうので

本当に大変でした。メインの色数を増やすために様々なパーツに

色を隠した事など(これは超合金で見るとわかりやすい)、目からウロコ話も。

Ⅳ.超合金化

先のⅠ~Ⅲの作業と同時進行で行っていたのですが、河森監督が

立体化も考えながらデザインしてくれたうえ、実際の商品化にもかなり

深く関わって頂いた結果、設定と違和感のない超合金が出来たという話。

アニメと商品化連動の好例である事などを解説。

Ⅴ.強攻型

オマケ話のつもりでいたのですが、受講者の食いつきが一番良かったです。

以前ご報告した「強攻型超合金ボーナスパーツ」の話の時に一番大きな歓声

がありました。無限パンチユニット、お待たせしちゃいましたもんね。

超合金の試作や実物から”アーマゲドン形態”や”アサルトウォーカー形態”が

生まれたんです、なんてこぼれ話も。

 

あっさりな報告ですが、ご勘弁を。書き出すとキリがないんです・・・。 

写真はセミナーの第一部でご登壇された筑波大学の山海嘉之博士と

河森正治監督です。


2005-12-04 15:55  nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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コメント 4

NO NAME

ケルビムは話は来てるとか、無限拳のは亜空間から質量を
取り出してるだけじゃなく中に重力制御ユニットが仕込まれてて
そのおかげで自重に負けないとか、いろんな話を聞かせていただきまして、
アニメ連動玩具の作られ方や現場の雰囲気などといった、
我々には計り知れない裏話ばかりでためになりました。
それと、一度仕舞い込んだアクエリオンベースの強攻型の試作品を
撮影させてくださいなんて図々しいお願いに快く応じていただきまして
ありがとうございました。
by NO NAME (2005-12-04 22:45) 

NO NAME

いけばよかったと後悔・・・・。
関係ないですが、
制作秘話とかメカとか設定とかビジュアル世界観とか
そっち系の本が欲しい。
先行量産型のデザインはパーフェクトワークスには
のってないし、コンプリートにものってないし
ゲームのポリゴンモデルじゃなくて描かれた絵でみたい。
突然の妄想、すいませんでした。
by NO NAME (2005-12-05 19:17) 

NO NAME

DVDの映像特典で収録して欲しい
by NO NAME (2005-12-05 19:37) 

ジャック

>あっさりな報告ですが、ご勘弁を。書き出すとキリがないんです・・・。

いえいえ、これだけ書いてくれたら充分ですよ。
これ以上詳しく書かれたら受講料払った我々の立場はどうなるんですか。
by ジャック (2005-12-05 22:07) 

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